令和元年第4回久米島町議会臨時会が、5月30日午後4時に開会された。会期は1日限りとし、重要な契約の議案が審議される。
議事では、まず会議録署名議員の指名が行われ、2番盛本實議員と3番平良弘光議員が選ばれた。その後、会期の決定が行われ、特に異議はなく1日のみとすることが確認された。
主要な議案として、複合型防災・地域交流拠点施設新築工事に関する契約が取り上げられた。桃原秀雄副町長が、建築業者との494,780,000円の請負契約を提案。契約は指名競争入札により落札されたもので、久米建設株式会社および有限会社山里土建による共同企業体での施工となるが、工事に関する数点で質疑が行われた。
「先月より消費税が10%に改定される中で、この契約にその影響は及ぶのか」との質問に対して、新里剛建設課長が、契約は改定後の10%が適用されることを説明した。
続いて、電気と機械に関する契約も審議され、電気工事については146,850,000円、機械工事には130,900,000円の契約がそれぞれ可決された。全ての議案は可決され、複合型防災・地域交流拠点施設は、301日間の工期で工事が進められる見通しである。
また、議会閉会中の議員派遣も議題となり、異議がないことが確認された。これにより、議会の活動が継続される形が取られることとなる。