令和3年11月30日に開催された久米島町議会臨時会では、議員たちが多くの重要な議題について審議した。
この会議の最初の議題は会議録署名議員の指名である。議長の玉城安雄氏が、会議規則に基づき、棚原哲也議員と喜久里猛議員の二名を指名した。その後、会期の決定も承認され、臨時会の会期は本日の1日に決定することが全会一致で認められた。
会議での最も重視される議題は、海底火山噴火によって引き起こされた漂流・漂着軽石に関する意見書だった。盛本實議員が提案し、議長に報告した内容では、今年8月に発生した火山噴火に起因する大量の軽石が、沖縄本島や周辺の島々に漂着している状況について、具体的な被害を詳述した。
盛本議員は、特に沖縄の漁業や観光業に深刻な影響を及ぼしていると強調した。実際に、11月6日に地元の漁港へ多くの軽石が漂着し、地元住民やボランティアによる撤去作業が行われたことに触れた。この影響により、漁を行うことが難しくなっているという深刻な現状が報告されている。
意見書では、漂着軽石による被害を被った漁業や観光産業への保障を求めるとともに、漂着状況の把握と対策の策定、軽石撤去への国の支援を求める事項が提案された。議会での審議の結果、討論なしで採決が行われ、全会一致で本意見書が可決された。
この臨時会は午後2時に開会し、2時06分に閉会する短いものであったが、議員たちの議論は地方における自然災害の影響に真剣に向き合う重要なものであった。このような災害への対策強化が求められる中、議会は今後も地域住民の声に応えていくことが期待される。