令和5年4月19日に、久米島町議会の臨時会が開催された。
議長の玉城安雄氏は開会の挨拶の中で、議事日程が配布されたことを確認した。
最初の議題は、「会議録署名議員の指名」であり、宇江原総清議員と新垣幸子議員が指名された。
続いて「会期の決定」が議題に上がり、玉城議長が1日間とする案に対し、異議がなかったため、会期は本日1日間に決定された。
次に進んだのは「令和5年度久米島町一般会計補正予算(第2号)」についてである。副町長の中村幸雄氏が、今回の補正予算が歳入および歳出のそれぞれに7030万5千円を追加し、総額が90億6千779万1千円になることを説明。18款寄附金では沖縄銀行からの500万円、19款繰入金においては6千530万5千円が計上され、他に民間人材交流事業も予算に含まれることとなった。
新垣幸子議員は、民間人材交流事業について質疑を行い、誰がどの課に配属されるのかと効果について尋ね、総務課長の幸地伸也氏は、商工観光課へ配属する計画であり、そうすることが民間との協業の進展に繋がると述べた。
続く喜久里猛議員の質問に対し、年齢や役職についても説明があった。派遣される方は28歳の独身であり、入行6年目であることが報告された。また、その人材は職員のスキル向上に寄与する期待がある。
続いて進められた議題は、「久米島町議会の個人情報の保護に関する条例」の提案である。新垣幸子議員が改正された法律に基づく必要事項を定めるため、条例制定が求められることを説明した。
全ての議案が審議され、質疑応答後に、議案第28号は全員の賛成により可決された。個人情報の保護に関する条例も同様に、賛成のもと可決された。
この一連の議事を通じて、久米島町議会は民間人材の導入や個人情報の保護に向けた取り組みが強化されることが確認された。
監視的意識の共有は町民サービス向上に寄与することが期待される。議会は午前10時47分に閉会した。