令和元年第11回久米島町議会定例会が開催され、様々な議題が取り上げられた。
まず、バーデハウスのシャトルバスについては、現在、語られている運行路線がある中で、利用者の動向を注視しながら、運行の効率化を図る必要があることが議論された。
続いて、議員定数について言及があり、久米島町の議員定数14名の維持が今後の課題となる見込みであり、議会内で議論を重ねる必要性が強調された。また、報酬の見直しについても話が及んだ。
中央通り街灯についても多くの意見があり、設置状況の改善を求める声が上がった。町長は、この要望に応え、検討を進める意向を示した。
仲泊駐在所のフクギに関しては、長年の歴史を持つ木々のメンテナンスが求められている。一方で、図書館の用地問題については、過去にトラブルがあったものの、現在は解決済みであることが確認された。
また、福祉ケアマネージャーの人数不足についても言及があり、町は人材育成や派遣などで対応を模索していることが報告された。
久米島大綱曳きに関しては、町の伝統行事の振興提案があり、地産地消の観点からもぜひ推進したいとの声が上った。さらに、農地での取り組みが必要であるとの意見もあり、農業活性化の方向性が示された。
シンリ浜前のアオサ用鉄筋問題についても議論が交わされ、地域住民からの意見が重要視された。
町長は、現況を踏まえ、各問題に対する今後の改善策について真摯に考えていると述べ、正確な解決を目指して活動することを改めて強調した。今回の議題は、久米島町の発展に向けて重要なポイントとなるため、関係者が一丸となって取り組む姿勢が求められている。