令和5年第5回久米島町議会定例会が開催され、各議案が審議された。
本会議では、会議録署名議員の指名を行った後、一般質問が行われた。議員たちは、昨今の地域に関する問題や予算に関する質問を各自が提起した。
その中で、久米島町議会は、令和5年度の一般会計補正予算(第4号)を提案し、その内容について詳しく説明された。桃原秀雄町長は、一般会計補正予算について説明し、特別給付金や地域振興事業に関連する多数の事業を含むと強調した。
また、一般質問の中で、喜久里猛議員が地域の交通安全に関する課題を取り上げた。それに対し、町長は整備の必要性に言及し、早急な対策を講じる意向を示した。また、喜久里議員は天然モズクの不作や気候変化の影響についても質問し、町独自の調査の必要性を訴えた。この問題に対し、町長は関係機関と協力し、原因調査を進める意向を示した。
さらに、観光振興に関する議論も交わされた。喜久里議員は町長が掲げた観光立町の方針を強調し、その具体化を求めた。また、観光関連イベントの充実についても要望があり、招致活動の強化や観光資源の管理について意見が交わされた。
各議案の中でも、消防関連の報告や総括的な予算案が承認された。特に、消防通信指令施設の協議会においても変更が行われ、新たに加入する市町村についても言及があった。議会は、全体的に明確な進展を示し、町の施策が住民の生活向上に繋がることを期待している。
最後に、令和4年度の様々な繰越計算書が報告され、次年度に向けてスムーズな運営が行われることが強く期待されている。議会は地域の皆様と共に、引続き町の発展に貢献していく姿勢を表明した。