令和元年第6回久米島町議会臨時会が7月8日に開催された。
会議は午後3時33分に開会し、全議員の出席を確認した後、議事に移った。
議長の幸地猛氏が進行し、まず議事日程に従い、会議録署名議員の指名を行った。
署名議員に選ばれたのは、10番の玉城安雄議員と11番の安村達明議員である。
次に会期の決定が議題に挙げられた。
幸地議長は、本臨時会の会期を1日間にする旨を提案し、出席議員たちから異議がなく承認された。
続いて、議案第32号の久米島町中層型浮魚礁設置工事に関する請負契約について審議が行われた。
桃原秀雄副町長が提案理由を説明し、契約金額は77,440,000円で、契約の相手方は株式会社高大建設であることを述べた。
この工事は7月10日から12月6日までの150日間で行われる予定である。
棚原哲也議員からは、補助率に関する質問があり、佐久田等産業振興課長が国の補助60%、県の補助23%、町負担の16%と説明した。
その後の質疑では、工事の耐用年数や新たな設置計画についても話し合われた。
棚原議員は、築年数が経過した浮魚礁の取り扱いや今後の計画について確認した。
他の議員からも質問があり、盛本実議員が消費税の取り扱いについて意見を述べた。
佐久田課長は、当初予算に基づき予算が確保されていると説明し、さらなる計画の精査を約束した。
質疑応答後、討論は行われず、議案第32号は全員の賛成で可決された。
閉会中の議員派遣についても特に異議はなく採決が行われ、無事に可決された。
最後に議長は、本日の議事日程が無事に終了したことを確認し、会議を閉会した。
この臨時会の開催は、久米島町における漁業資源の保護や環境整備の一環として重要な意義を持つと考えられる。