令和元年第9回久米島町議会臨時会が開催された。
この会議は、議長及び副議長の選挙、各種委員会の設置など重要な議題が含まれている。
議長志願者の所信表明では、玉城安雄議員が立候補し、自身の考えを述べた。彼は、議会の透明性向上や地域の発展に寄与する議会を目指す姿勢を示した。
また、議会改革に注力し、子ども議会や一般質問の充実を図ると強調した。
次に、幸地猛議員が副議長志願者として所信を表明した。彼は、議会基本条例の制定を強く主張し、議会の活性化に向けた施策を提案した。特に、議員間での討議や常任委員会の充実の必要性を訴えた。
この後の投票により、玉城安雄議員が議長に選出され、吉永浩議員が副議長に選ばれた。玉城議長は「全ての世代が生き生きと暮らせる島、"夢つむぐ島"を目指す」と力強く発言した。吉永副議長も、議会活性化の重要性を強調した。
続いて、臨時会において置かれた各種委員についても、議案が上程された。議会広報調査特別委員会と議会活性化特別委員会の設置が決議され、それぞれ委員が選任された。これにより、議会の機能強化が期待されている。
全ての議題において、議員たちが協力し合い、久米島町のさらなる発展を模索する姿が見られ、多くの町民からの信頼を得ることが重要であることが改めて確認された。
今回の臨時会を通じて、久米島町議会は新たなスタートを切ることとなり、地域のニーズに応える活動を強化する方針である。