令和5年3月7日、玉野市議会の定例会が開催され、重要な議題が取り上げられた。特に、玉野市行財政改革の継承と改革についての質疑が集中した。市長の柴田義朗氏は、行財政改革の重要性を強調しながら、その実現には市民の協力が不可欠であると述べた。
また、松本岳史議員が質問した学校給食におけるアレルギー対応食の提供については、遅れが生じていることが問題視された。教育次長の小崎隆氏は、食物アレルギー対応について準備不足が最大の要因であると認めた。特に、新学校給食センターでの安全確保のための検討が必要である旨述べた。
午後診療の実施についても、医師会との協議を進めているとし、新病院での医療体制の確立に期待が寄せられる。また、教育長の妹尾均氏は、子ども医療費助成制度の拡充が子育て世代への大きな支援であると評価した。
さらに、学校給食センターでの事故について、調理員や運転手との連携不足が問題であるとされ、教育委員会が各学校との情報共有を強化する方針を示した。この様々な問題を受け、議会内でのさらなる議論が求められる。