令和6年1月31日、玉野市議会臨時会が開かれ、重要な議題が審議された。
まず、議題の一つに能登半島地震の犠牲者への黙祷があった。
議長の氏家勉氏は、会議の冒頭に黙祷を呼びかけ、出席者全員で追悼した。
続いて、会期の決定が行われ、議会運営委員会の方針に従って本日1日間とすることが認められた。
その後、会議録署名議員の指定も行われ、藤原仁子議員と細川健一議員が指名された。
監査結果についての報告も行われ、令和5年11月及び12月の各会計に関する監査結果が報告された。
具体的な内容としては、例月出納検査に基づく財務状況が確認され、特に問題はなかったとのことが述べられた。
また、議員派遣に関する報告もあり、今後の派遣予定が示された。
次に、令和5年度玉野市一般会計補正予算(第9号)に関する議案の審議に入った。財政部長の渡邊聡志氏が、予算の総額が271億2,504万3,000円になることを説明した。
この補正予算では、物価高騰に苦しむ低所得世帯への支援が明記されており、住民税均等割のみ課税世帯への給付金が計上されている。具体的には、18歳以下の子ども一人当たり5万円の支給が予定されている。特に、これに対し、議員からは支給の周知徹底を求める声も上がった。
また、歳入については、国庫支出金が全額措置されることも指摘された。各常任委員会での審査を経て、委員長からの報告があり、議案は全て可決される運びとなった。
今回の議会では、迅速な対応が求められる社会問題に対し議員たちが一丸となり、効果的な施策を進める決意を表明したと伝えられている。最後に、すべての議事が終了し、臨時会は閉会した。議長の氏家勉氏は、会議の進行に感謝の意を表した。