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玉野市議会、令和3年度補正予算を可決

玉野市議会は、令和3年度一般会計補正予算などを可決。市長の退任挨拶で感謝の意が表明された。
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令和3年第5回玉野市議会定例会が、9月21日に開かれ、重要な議案が審議された。会議では、令和3年度玉野市一般会計補正予算(第5号)や、玉野市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、玉野市特別会計補正予算(第1号)が主な議題となり、可決された。

最初に、厚生委員長の山本育子氏が令和3年度一般会計補正予算(第5号)の内容を報告した。彼女は、低所得者保険料軽減事業に伴う償還金の予算措置が行われることを強調した。さらに、新型コロナウイルスワクチンの接種体制を支援するため、夜間や休日の接種加算に必要な経費を措置することも述べ、接種をスムーズに進めることの重要性を訴えた。

その後、産業建設委員長の渚洋一氏が発言し、玉野市市立海洋博物館事業関係の特別会計補正予算が、国の補助を受けた企画展開催のための経費を計上したと説明した。渚氏は、集客促進に向けた取り組みを続け、より一層の経済振興を図る必要があると述べた。

請願についても、請願第21号および第22号が議題となり、それぞれ選択的夫婦別姓制度の法制化の反対と賛成に関する意見書が提起されたが、両請願とも不採択となった。討論では、多様性に対する市民の期待や、法律上の必要性について議員たちが意見を交わした。

特に、男女共同参画推進条例や、認定こども園に関する条例の改正が焦点となり、各委員から反発や支持の意見が寄せられた。市長の黒田晋氏は、これらの改正が市民生活にどのように寄与するかにも言及し、男女共同の視点が重要であると強調した。

また、令和2年度の各会計決算も詳細に審議され、収支の状況や今後の予算見通しが確認された。特に、病院事業や下水道事業などの決算報告では、経営の健全性や改善策について具体的なデータが示され、議員からの質疑も活発に行われた。

この定例会の最後には、黒田市長が退任に際し市民に感謝の意を表した。16年間の市長職の中で、地域発展に尽力したと振り返り、今後の市議会の運営や施策に対する期待を述べた。市民への支援を忘れず、今後も玉野市が発展していくことを願っているという言葉が印象深く残った。

議会開催日
議会名令和3年第5回玉野市議会定例会
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