令和5年9月26日、玉野市議会の定例会が開催された。議題には様々な議案が上がり、特に一般会計の補正予算案や請願事項が審議された。
厚生委員長の報告により、一般会計補正予算（第5号）の3つの議案が可決される予定であると述べられた。特に介護保険事業費に関する精算措置が議題となり、生活保護基準見直しによるシステム改修経費の措置についても議論された。
また、請願第4号は「健康保険証の廃止をしないよう求める意見書を政府に送付すること」がテーマであった。この請願は委員会で不採択となったが、議員の中から政府の方針に対する懸念が示され、参加議員から資格確認のトラブルについて具体的な意見が挙げられた。請願提案者の細川健一議員は、現行の健康保険制度の堅持が必要であると強調した。
さらに、学校給食費の無償化を求める請願第5号が議題にとのる。牧野明議員は、無償化の必要性を訴え、物価高騰や経済状況の悪化を背景に子供たちの栄養確保の重要性を述べた。議論は活発であったが、委員会においてはこの請願も不採択となっている。
この日程において採決される数多くの請願や議案の中で、複数の議員が請願に対し賛成討論を行っており、特に新型コロナウイルスに関連する請願については、医師や学識者からも支援を受けて、悲惨な状況や不安の意見も交えながら真剣に議論される場面が見られた。
結局、複数の請願が不採択となり、重要な議題による専門家の意見がどう進められて行くか、今後の議会での審議が待たれる。玉野市は今後もこれらの問題について、地域の実情をふまえた適切な施策が求められると考えられる。