令和4年第3回玉野市議会臨時会は、5月19日午前10時に開議された。
市長の柴田義朗氏が登壇し、早速会期の決定案を提案。
会期は本日1日間と決定された。議会録署名議員に松田達雄氏と松本岳史氏を指名した後、監査結果の報告が行われた。複数の具体的な監査結果に関して、財政部長の渡邊聡志氏が詳細を説明した。
続いて、弾力条項の適用について議題に。産業振興部長の大倉明氏は、令和3年度の競輪事業特別会計において、平成218条第4項の規定に基づき、車券売上金の増加が見込まれることから10億9,222万7,000円の措置を報告した。というのも、その他の財源からの投入を予定している。
次に、令和4年度玉野市一般会計補正予算に関する議案が議題に上った。商工費にスポットを当て、この中で特に新型コロナウイルス関連の臨時交付金の配分状況が質疑の中心となった。政策部長が補正額9,442万2,000円の細かな配分について説明し、今後の具体的な施策についての方向性も示した。
質疑では、松田達雄氏が競輪事業特別会計から一般会計への繰出金について質疑を提起し、これが玉野市全体の財政に与える影響についての議論が交わされた。市長はあくまで確保に努めるとの姿勢を崩さず、慎重な意見を表明した。
加えて、渋川観光駐車場の自動ゲートの増設に関する報告も行われ、議員たちがその必要性と影響について言及した。産業振興部長は、事業の需要と今後の混雑解消策についてその方向性を今後協議するとの見解を示した。
最終的に、令和4年度における職員給与条例の改正案についても審議され、報酬の引き下げが提案された。この件についても様々な意見が交錯し、直接的な影響についての確認が議員間でなされた。