令和5年第6回玉野市議会定例会が開催され、市の今後の方針や予算が審議された。
会期は本日から12月25日までの19日間に決定された。
議長の氏家勉氏は、これら日程に異議がないことを確認し、スムーズな進行を促した。
市長・柴田義朗氏は、行政報告の中で教育施策や子育て支援について触れ、
「中学生が赤ちゃんに触れる赤ちゃん登校日が成功した」と報告した 。
また、医療給付制度の改善により、入院と通院の費用負担が軽減されることが期待されている。
さらに、競輪事業に関連した予算案についても説明があった。
渡邊聡志財政部長は、補正予算の総額を261億5,133万円に引き上げることを検討していると述べ、
「競輪事業の収入増が見込まれるため、この見込額を考慮に入れた」と強調した。
議案の一つには、玉野医療センターの新病院開院に関する変更認可が含まれ、
原田英明病院事業管理監が「新病院の開院は令和7年1月を予定している」と報告した。
法人としての中期計画の見直しを行い、今後の運営方針を定める予定だ。
職員給与や議員報酬に関する条例改正案も提出され、
公共施設の運営に関しては、引き続き指定管理者の期待がされている。
市民生活部の牧野真哉部長は「出産に関する国民健康保険の保険料免除を導入する」と述べ、
子育て支援に注力する姿勢を示した。
この議会では、次回本会議が12日予定されており、さらに具体的な質疑が行われる見通しである。
玉野市の新たな施策と予算案が市民生活へどのように影響を及ぼすか、
引き続き注視する必要がある。