令和5年8月定例総社市議会が開催され、重要な議案や決算が一括して可決された。
市議会では、数件の議案が上程され、多くが全員一致で可決された。特に注目されたのは、令和4年度の総社市一般会計歳入歳出決算の認定であり、片岡聡一市長が強調したように、11億5,000万円の黒字決算を達成したことだ。この結果は市民の理解と協力によるものであり、市長は感謝の意を示した。
さらに、議案第44号から第52号に関しても全員一致で可決。議案第44号の委託契約の締結では、業者選定に関する質疑が行われ、迅速な対応が期待される旨の回答があった。また、第45号の火災予防条例の改正については特に質疑がなく、スムーズに可決されている。
内田和弘総務部長は、議案第50号の一般会計補正予算について、職員退職手当基金減額の背景に定年延長が関与するかとの問いに答え、希望退職者の存在を指摘した。実際、休止する積立金は市の状況を反映したものである。
また、議案第51号の介護保険特別会計補正予算についても採決し、無事に可決された。このように、議会全体が迅速かつ円滑に運営されている中、予算委員会での質疑応答も活発に行われ、行政と議会の連携がうかがえる。
片岡市長は)」振り返りの中で、認可外保育園の在り方や空き家固定資産税の減免についての議論ができたことを評価し、4期目の任期を最後に誠心誠意市民のために尽力してきたと述べた。その結果としては、議会運営や予算執行についての透明性や効率性が高まったと自負している。
次回の議会でも、引き続き市民に寄り添った政策が進められることが期待される。