令和6年7月26日、里庄町議会第4回臨時会が開催された。
出席議員数は10名で、会期は1日間と決定された。
議題の中には、令和6年度里庄町一般会計補正予算(第3号)が含まれている。これは、様々な予算項目の補正を行うものであり、議案説明が加藤泰久町長によって行われた。
加藤町長は、補正予算の具体的な内容を説明し、特に庁舎管理経費や関連工事に係る費用の追加について触れた。詳細として、南駐車場整備工事に関連した費用が2,600万円の湧水対策工事費や電柱移設費用130万円、またコミュニティ事業として2億4,922万3,000円が予定されている。
加藤町長は、予算不足についての説明も行い、令和6年度町県民税の対象者数が増加した結果の追加予算を指摘し、補正が必要であると述べた。具体的には、事務局費や学校管理費への追加もあり、その内容に基づいて積極的な対応を求めた。さらに、農林水産施設の災害復旧に関する補正予算も提案され、7月1日の大雨による被害について言及された。
質疑の時間には議員からの質問はなく、討論も行われなかった。ただ、提案された議案第38号は全会一致で可決となり、臨時会に付議された全ての事件が終了した。今後の予算執行が住民生活に与える影響が注目されるところだ。