令和6年2月27日、総社市議会が定例会を開催した。出席議員は22名であり、議事は円滑に進行された。
会期は24日間、3月21日までと決定された。議長の村木理英氏がこの決定を伝えると、議員から異議はなく速やかに会期が承認されている。
市長の片岡聡一氏は、行政報告において「2024そうじゃ吉備路マラソン」が成功裏に終えたことを伝えた。参加者は1万956人に達し、ボランティアの数も過去最大だった。
また、市長は新たな fiscal year の予算案について説明し、358億2,000万円の一般会計予算を計上したと示した。これは前年比で17.8%の増加に相当し、過去最高となる。市民の期待を受け、出産や子育て支援を含む「人口増チャレンジ予算」を掲げており、総額約6億円を計上した。
「結婚・出産支援」「子育て支援」「地域力の向上」といった施策が新年度の主なポイントであると強調した。特に、婚活イベントの開催や、出産直後のおむつクーポン券の配布などがあり、若い世代への移住・定住の促進に努めると述べた。
さらに、市長は市政全般の運営について、「実行力、実現力」をテーマに、将来に向けた計画が必要であると語った。その中には、住民満足度を高めるための地域の活性化や、防災体制の整備に関する施策も含まれる。
本議会では、多岐にわたる議案が一括上程された。今後の進展に対して、議員からは真摯な審議が期待されている。市民の声を反映し、より良い市政運営を目指すための協力も呼びかけられた。特に議会運営委員会の取り組みと、予算案に対する詳しい質疑を重要視していく方針が示された。