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近隣配慮の新庁舎工事、騒音対策で変更

総社市の議会で、新庁舎工事の請負契約を変更し、騒音対策を強化することが議論された。
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令和5年12月8日、総社市議会は定例会を開き、様々な議題について議論した。

議案第60号において、新庁舎の工事請負契約変更が提案された。主な変更理由は、近隣住民への騒音・振動対策である。発注者である市からの要望を受け、施工業者からの提案でハーフプレキャスト工法が採用され、騒音の軽減が期待されている。特に、ひさしの造り込み工事で発生する音を抑えることで、周囲の住民への配慮を図っている。

山名正晃議員が質疑し、施工現場における騒音の具体的な数値や、他に提案された工法がないのかを問いただした。総務部長は、数値は明確に示せないが、ハーフプレキャスト化により騒音が低減されると答えた。一方、発注者からの提案として、さまざまな方法が考案されたが、この工法が最適であると確認された。

次に、萱野哲也議員が観光振興について質問し、新型車両が導入されることに伴い、鉄道ファンの来訪を促進するアイデアを提起。その際、鉄道ファンの周辺地域への影響や混雑への懸念が示された。市長は、観光振興の取り組みを積極的に進める意向を表明した。特に、地元の協力を得てイベントを企画することが重要であるとの見解を示した。

また、イノシシ被害についても質疑が行われた。議員は、イノシシによる農作物への被害や、人的被害に関する現状を取り上げ、捕獲の強化を求めた。市長は、駆除の必要性を認めつつも、近隣市との協力体制が重要だと強調した。

本会議では、他に令和5年度一般会計補正予算についての議案も可決され、全体の進捗状況や財政運営についての説明が行われた。議会は今後の運営や施策について、さらなる検討が求められる。

議会開催日
議会名令和5年12月定例総社市議会
議事録
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