令和2年2月定例総社市議会において、議題が幅広く扱われた。
市は同意第6号から第8号までの提案理由を説明した。教育長任命のため、
新たに同意が求められている。教育行政の専門家として、適任とされる人物が
選出されることが期待されている。市長の片岡聡一氏は、済生教育長が持つ
人的資源の活用を重視している。
質疑応答を通じて、議員からは新任教育長に関する質問も盛り込まれた。
萱野哲也議員は新教育長について、地域外出身が抱える課題や対応について
疑問を抱いた。片岡市長は、人材を選ぶ基準として市外の優れた人材を
迎え入れる必要性に言及し、人材の育成にも期待を寄せている。
続いて、勇士議員からは令和2年度一般会計予算に関し質疑が行われた。
観光プロジェクトに対する負担金の増額が指摘され、産業部長の中田暢彦氏が
その背景にある繰越金について説明した。この結果、予算が前年よりも増額することが
示された。加えて、総社市国民健康保険特別会計予算においても質疑が続いた。
保健福祉部長の河相祐子氏は、療養費の支給対象人数や指導の実施結果などに
関する説明を行い、被保険者の適正化に向けた取り組みの状況を共有した。
最後に、一般会計予算審査特別委員会の設置が決定され、議会の進行が確認された。
意見第1号の質疑や諸議案委員会付託の手続きも無事完了し、次回の会議へと
引き継がれる形で閉会した。