令和4年12月6日、総社市議会において一般質問が行われ、新型コロナウイルス感染症対策と幼稚園給食の実施、働き方改革について市長からの答弁があった。
新型コロナウイルス感染症について、三上周治議員は感染防止と市民への具体的な対策について問うた。市長の片岡聡一氏は、市内への抗原検査キットの配布を強調し、ワクチン接種の啓発活動に努めていると述べた。約80%の市民が1回目のワクチン接種を終え、3回目の接種率は67.1%であると報告した。感染症対策として24時間対応の窓口も設けており、ぜひ不安な市民に利用してほしいとした。
次に、全幼稚園での給食実施について質疑が行われた。三上議員からの質問に対し、片岡市長は幼稚園での給食実施は父兄からの要望が多く寄せられ、子どもの成長に必要な栄養を提供する意義を説明した。給食実施に向けての準備状況についても触れ、進捗は順調に進んでいると回答した。また、幼稚園の魅力を向上させ、希望者を増やす一環としても位置づけているとした。
最後に、働き方改革についての質問があり、国における高齢者雇用の促進策に関連して、定年引き上げが市役所職員に与える影響についても議論が交わされた。片岡市長は、定年延長を巡る課題が存在することを認めつつ、経験豊富な高齢職員が活躍することの重要性を力説した。職場環境の調整が求められ、各職員が円滑に業務を進められるよう体制を導入していくと述べた。