令和3年11月第6回定例会が瀬戸内市議会で催され、多くの議員が関心を寄せる中、様々な問題提起がなされた。
中でも、第2宮下産業団地の整備については特に重要視されている。秦井誠司議員は、バス路線の市営バス化や海洋ごみ清掃活動の市民参加について質問し、岡崎清吾総合政策部長が応対した。岡崎部長は市内企業への参入機会を 与え経済活性化を図る意向を示しつつ、現在の運行事業者からの移行がスムーズに進むことの重要性も強調した。
また、米価下落に関しては、農家への支援策が必要であるとの意見が多数寄せられた。特に、県内では米価下落に対する補助金について議論されている。ある議員は「他市は速やかに対応している。」と指摘し、瀬戸内市でも早急な施策が求められた。
さらに、小中学校に通えない不登校の児童については、島津幸枝議員がアレルギー対応や、教育環境の整備について質問した。尾副教育次長は、支援教室や家庭訪問を通じて必要な支援を行っていることを明言し、学校と家庭の連携強化も重要という認識を示した。
こうした中で、庁舎再編計画についても多くの質問が投げかけられた。特に長船町公民館の跡地利用に関する不安や、各議員からの自治体の繁栄に対する長期的視点からの意見もあり、議論が白熱した。市は急速な変化に直面しているものの、各種事業への取組にも注力し続ける方針を示した。