令和3年12月2日、瀬戸内市議会の定例会が開かれ、当該会議では、放課後児童クラブや通学路、安全対策、環境問題への取り組みなどが話し合われた。特に、放課後児童クラブに関する利用希望者が増加していることに対しては、行政としての対策が求められている。
放課後児童クラブに関しては、特に邑久小学校区で利用希望が定員を超える状況が報告されており、市として新しい施設の設置を早急に検討する必要性があるとの意見が上がった。これは、子育て家庭にとって非常に重要な問題であり、地域の子どもたちが安心して過ごせる居場所を確保する必要がある。
次に、特別支援が必要な子どもに対する支援員の配置についても議論があり、支援員が十分確保されていない実情が報告された。現在の支援体制では不十分で、特に支援が必要な子どもに対してより多くの専門職を配置することが求められている。この問題に対しては、市独自の取り組みが必要であるとして、追加での財政的な支援を求める声が上がった。
通学路の安全確保についての議論では、木や草の管理が行き届いていない場所があり、特に通学時の安全が脅かされているとの報告があった。市は現在、合同点検を実施しており、これに基づいて対応策を検討する方針を示している。また、通学路に対する改善策として、ガードレールやガードパイプの設置が提案されており、これは特に学校周辺の安全性を高めるために不可欠であるとの意見がある。
また、メガソーラーに関する議論もあり、現在の間において慎重に対応すべき問題があるとされ、特に運用終了後の太陽光パネルの取り扱いについても早急に検討が必要であるとされた。この他、温室効果ガスの削減やごみの削減目標の達成に向けて、具体的な取り組みを推進する必要があることが強調された。