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瀬戸内市議会、組織改革を含む重要議案全会一致で可決

令和3年第1回定例会では、組織機構改革や市職員定数の改正などの重要議案が全会一致で可決された。地域の福祉充実へ向けた取り組みも強化。
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令和3年第1回定例会が3月23日に開催され、重要な議案が多く審議されました。

今回の会議では、特に議案第1号から第6号に関する意見が集中しました。議案第1号は組織機構改革に伴い、関係条例の整理を含むものであり、地方行政の効率化に向けた取り組みが求められています。この件に関して、角口隼一総務文教常任委員長は「今回の機構改革は、庁舎再編などが進展したことが背景にある」と説明しました。

議案第2号では、市職員の定数に関する条例が一部改正され、特に保育士の確保を目的に30人の増員が計画されています。田野宏副市長は、「保育士不足解消に向け、毎年5人ずつシフトを行う予定」と述べ、具体的な取り組みを強調しました。

次に、議案第3号の選挙運動用ビラ作成の公営化について、環境福祉常任委員長の河本裕志氏は、選挙運動を透明化するための動きと位置付け、「市の規定に従った適切な運用が求められる」と述べました。

そのほか、議案第4号では自転車等放置防止条例が新たに制定され、山田健一市議は「市民の安全確保に向けて、一層の周知活動が必要だ」と指摘しました。

また、小児医療費給付に関する条例改正(議案第5号)や、介護保険条例の一部改正(議案第6号)も全会一致で原案が可決され、地域福祉の充実を目指す姿勢が示されました。

その後、予算案に関する議論が進められ、島津幸枝議員は「福祉分野において必要な予算の確保が求められる」と反対意見を表明しました。

最後に、議案第29号として、新市建設計画の変更についても議論され、多くの意見が交わされました。特に、住民合意の重要性について多くの議員から声が上がっています。議長の日下敏久議員は、「市民との十分な対話が何より重要」と強調しました。

議会開催日
議会名令和3年2月第1回定例会
議事録
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