令和6年6月6日、瀬戸内市議会は第3回定例会を開会し、議事を進行した。
出席議員は17名、代議士に欠席の届けがあった。
開会にあたって議長、小谷和志議員が冒頭挨拶し、本日の議事日程を確認。主要議題として、8つの日程が設定されている。
まず、会議録署名議員の指名が行われ、室崎陸海議員と木下公文明議員が選出された。続いて会期の決定では、会期が6月6日から28日までの23日間と決定。
その後、諸般の報告が行われ、内容には岡山県市議会議長会総会や全国自治体病院経営都市議会協議会における活動が含まれている。特に、岡山県市議会議長会総会では、議員たちが一定の表彰を受けたことが強調された。
さらに、行政報告の場では、武久顕也市長が市の施策について詳細な説明を行った。注目すべきは、人口減少対策であり、子育て支援政策などを巡って好転の兆しが見られている。市長は、医療費の無償化や育児用品購入チケットの交付など、これまでの施策が成果を出していると述べた。
次いで、議案が8件上程され、特に長船クリーンセンターの解体工事について質疑が集中。環境部長、難波彰生氏の説明によると、解体工事はダイオキシンの対策を含めた特殊な作業であり、慎重に進める必要があるとのこと。入札は一般競争方式が採用され、応募が1社に限られた事情が説明された。
他に、議案では補正予算の内容も詳述され、これには緊急の地域資源活用についての報告も含まれた点が注目される。特に、近年の課題として、少子高齢化に伴う都市消失の懸念が指摘され、今後の地域活性化について意見交換が行われた。
最後に、採決の結果、提案された議案はすべて原案の通り可決され、次回の本会議は6月13日に予定されることが告知され、議会は散会した。