令和5年6月19日、瀬戸内市議会第3回定例会が開会。本会議では、重要な議案が一括上程され、各部長からの報告も行われた。
この定例会では、初めに議長の廣田均議員が開会宣言をし、出席議員は18名で定足数に達していることを確認した。続く日程では、会議録署名議員の指名が行われ、6番の岩田惠一議員と7番の日下俊子議員が指名された。
会期は、6月19日から7月11日までの23日間と決定され、異議は出なかった。次いで、議長から諸般の報告が行われた。報告内容には、最近の市議会活動や各種会議参加の内容が盛り込まれ、特に子供の給食費の無償化に関する発言が注目を集めた。
武久顕也市長からは、自然災害に関する行政報告も行われ、その中で特に記録的豪雨や地震の影響について触れた。市長は、「迅速な避難情報提供が求められる」と強調した。また、新型コロナウイルスの感染症状況の変化についても、社会活動の制限を解除しつつあることを伝えた。
さらにデジタル田園都市国家構想に基づく取り組みとして、「書かない窓口」の導入が報告され、オンライン化による市民の負担軽減が期待される。また、ダイバーシティ推進室が設置され、多様性を尊重する地域づくりへの意欲も示された。
続いて、議案の上程が行われ、令和4年度の予算繰越明許費についての報告第2号から、各種条例の改正に関する議案まで一括で審議された。特に、都市計画審議会条例の制定については、地域の発展につながることが期待されている。