令和元年6月27日、瀬戸内市議会は第2回定例会を開催した。
議題には、一般会計予算や専決処分の承認が含まれ、各議員が活発に質疑を行った。特に、プレミアム付商品券に関連する補正予算や重機引き上げ関連の緊急経費について多くの発言があった。
総合政策部長の松尾秀明氏は、プレミアム付商品券事業の進捗について説明した。 「当初予算での直接経費削減が難しく、市が業務を一括委託することにした」と語った。
この事業に対する費用は、国から補助される見通しである。
竹原幹議員は「当初予算では直営計画だったが、なぜ専決処分が必要だったのか」と問うた。
松尾氏は、業務の複雑化により、専決処分を選択した理由を説明した。 「緊急性が高く、議会開催までの準備が間に合わなかったため」と述べた。
また、環境部長の奥田幸一氏は、重機引き上げに関する経費の専決処分について、事故が発生した際の緊急対応の必要性を強調した。
「土壌汚染の恐れもあり、早急な措置が求められた」と説明した。
この日の議会では、承認すべき4件の専決処分や計画に関する議案が継続して審議され、議員らの間でさまざまな意見が飛び交った。
竹原議員は「他の方法がなかったのか」との質問も行ったが、 結局専決処分は承認されることになった。
請願も数件上程され、障がい者医療の改善や地方自治体の条例作成が求められる場面があった。
このように、議会では市民の声を反映させる努力が続けられている。
最終的に、議会は承認第4号を原案通り可決し、無事に散会した。