令和4年7月19日、瀬戸内市議会第3回臨時会が開催された。
出席議員は18名、定足数を充足した後、会議は開始される。
議事日程には、会議録署名議員の指名や、議案の上程が含まれていた。
議案としては、国府小学校校舎大規模改造に伴う工事請負契約の一部変更及び動産の買入れに関する案件が上程された。
市長の武久顕也氏は議案第65号について、改造工事の必要性とともに契約金額の変更を説明した。
科学技術の進展を受け、同校の教育環境改善が求められている。
議案第66号、電子機器の購入に関する提案も行われ、ICT環境整備が進められる。
尾副教育次長は、122台の電子黒板、ほかの機器の購入内容を示し、情報化を進める意図を述べた。
一連の議案に対して質疑も行われ、特に入札手続きに対しては議員から市民の誤解を招く表示が指摘された。
日下俊子議員が、岡山県電子入札共同利用システムに関連する問題を提起し、適切な改善を求めた。
質疑を受けて、田野宏副市長は対応する意向を示した。また、議案第67号では、動産の購入契約の変更に関して、半導体供給不足の影響でもたらされた問題点を説明した。
総務文教常任委員会での審査報告では、3議案が全会一致で可決された。
河本裕志総務文教常任委員長は、内部改修などの費用詳細とともに、変更理由についても触れた。
結論として、議案65号から67号は全て原案通り可決された。
今後の計画に活かされる意見が揃い、議会は閉会する。
市議会の議事は順調に進行し、全議案に対して特に反対意見が無く、満場一致での承認が得られたことは、今後の施策への期待感を高めている。