令和3年12月の瀬戸内市議会第6回定例会が開かれ、各議案が審議される中、市長の武久顕也氏が挨拶を行った。内容は、主要議案への賛同及びコロナ対策に対する市の取り組みについてであった。
市議会は、政府からの補助金を盛り込みながら、来年度の予算編成に向けた土台を築いている。議会では、行幸小学校校舎の改造が必要な理由が説明された。市長は、建物に含まれるアスベストの除去が不可欠であり、約716万円の追加費用が発生すると述べた。
また、過疎地域の持続的な発展を促進する計画や新火葬場整備工事に関する詳細も報告された。特に、新火葬場の整備工事は、進入路の建設を伴い、地域住民から期待が寄せられている。市民の安全や福祉向上にも寄与する意義が強調された。
環境福祉常任委員長の報告では、過疎地域支援や障害者支援に必要な特別措置を定める条例が全会一致で可決されたことも伝えられた。その背景には、地域の実情に合った柔軟な支援が求められているとの意見があった。
共に、様々な意見が飛び交いながらも、議会は実行力のある予算を通じて市民の期待に応えようとしている。議案の採決はすべて原案通り可決され、今後の進捗に注目が必要な状況である。
武久市長は市民生活向上に関する取り組みを進める方針を改めて示し、市議会の協力を求めている。議員たちも興味ある動向を注視しながら、地域の発展に寄与する活動をしていく意向を示した。