令和4年10月26日に、瀬戸内市議会の臨時会が開催された。議題には一般会計補正予算の議案が含まれ、特に注目を集める内容とされている。
本日の議事日程では、会議録の署名議員を指名後、会期の決定が行われた。ここで、議長の廣田 均議員は「会期は本日1日限り」との旨を述べ、異議なく決定された。
その後、報告事項として新たな議会運営委員が指名されたことが通知され、次いで議案上程に移行した。提出された議案は、令和4年度瀬戸内市一般会計補正予算(第5号)及び動産の買入れに関するものであった。
総務部長の松尾 秀明氏が議案第82号について説明した。補正予算の総額が239億1,997万6,000円に達し、3億4,543万2,000円の追加が示された。具体的には、価格高騰による影響を考慮し、住民税非課税世帯やエネルギー価格上昇の影響を受けた事業者への支援金が盛り込まれたと報告した。
さらに、こども・健康部長の難波 彰生氏は議案第83号、動産の買入れについて発表。公立保育園に大型複合遊具を設置する計画は、コロナ禍における子どもたちの外遊び支援を目的としている。従来の設備から新たに選定された遊具のメーカーは、タカオ株式会社であり、価格は5,577万円と見込まれている。
本議案に対しては、さまざまな質問が寄せられ、日下 俊子議員が動産の買入れについて詳しく質疑を行った。その中で、タカオ社の企画提案評価点についても述べ、平均67.2点を得たことが確認された。その他の議員からも保育園での遊具設置に関する細かい意見や疑問が寄せられ、細部にわたる確認が求められた。
討論は活発でなかったが、採決の結果、両議案とも全会一致で可決される運びとなった。以上で、本臨時会に付議された案件すべての審議が終了した。議長の廣田議員は閉会の挨拶を行い、13名の議員出席の元、会議は終了した。