令和二年五月八日、瀬戸内市議会は第3回臨時会を開催した。
本会議は、出席議員17名で定足数を満たし、各議案について審議が行われた。議長の日下敏久議員は、議事日程を確認し、速やかに進行した。
会期は本日限りと決定され、議案の上程が始まった。今回の議案には、固定資産評価審査委員会条例の改正や税条例の改正、地方活力向上に関する特例規定の改正が含まれている。また、一般会計補正予算も提案され、国の急を要する事業に対応する内容が盛り込まれた。
質疑において、承認第4号に関し、島津幸枝議員が新型コロナウイルスに関連する傷病手当などの措置が提案されなかった理由を尋ねた。市民部長の坪井智美氏は、国からの正式な通知を待っている状況であると説明した。島津議員は対応の遅さを指摘し、周知方法についても改善を求めた。
質疑が終結し、議案は委員会に付託されずに本会議で直接審議されることとなった。討論ではいずれの議案にも反対意見は出されず、全会一致で各議案が承認された。特に、一般会計補正予算は39億6,071万円の追加が行われ、COVID-19に対する経済対策が重点的に扱われた。
本会議は、全議案が承認された後、午前11時53分に閉会した。議長は出席者全員に感謝の意を述べ、議会の活動を締めくくった。