令和4年9月22日にの定例市議会では、重要な議案が審議された。
本会議での主要な知事報告として、瀬戸内市営駐車場条例の改正が可決された。特に邑久駅の南駐車場では、ゲート式からフラップ式への変更が行われる。これにより駐車場の台数を増やすことが期待される。また、駐車料金の見直しは行われず、従来の価格が維持される。委員会において河本裕志総務文教常任委員長は「フラップ式の方が多くの台数を確保できる」と答えた。
議案第69号である一般会計補正予算も審議された。この補正予算は、邑久学校給食調理場に関連する工事や機器の更新に向けた予算を中心に組まれている。厚東晃央議員はこの補正予算に反対の意見を表明し、予算内容が委員会や議会への事前説明なしに変更されることは問題であると述べた。反対案も出されたが、原案は可決された。
さらに、造成工事に関する議案78号が可決され、特に第2宮下産業団地に伴う工事請負契約が承認された。この工事により地域経済の活性化が期待されている。原野健一産業建設水道常任委員長は、企業との協議が進捗しており、工事の最終的な位置が確定後に契約を締結するとの説明があった。
加えて、財政面についても重要な議題が取り上げられた。市は合併特例債を活用し、ストックヤード整備や道路工事に必要な予算を捻出する計画である。
一方、議案第81号では動産の購入契約が変更され、納期が延長されることになった。これについて松尾秀明総務部長は供給不足に伴う変更であると説明した。
今回の定例議会では、さまざまな議案が可決され、迅速な市政運営に向けた合意が形成された。市長の武久顕也氏も、市民の期待に応えるため努力する旨を強調し、市政運営の重要性を伝えた。市民の日々の生活に密接に関わる議案が多数可決されたことは、地域の発展に資するものと考える。