令和4年6月第2回定例会が開催され、瀬戸内市の少子化対策や施設管理問題などが議論された。まず、少子化問題については、市内での出生率が県や全国平均を下回っている現状であり、特に結婚促進や子育て支援などの施策が提案された。「結婚新生活支援事業」などの補助金制度を利用して、出産後も安心して働ける環境を整備すべきだと説明があった。さらに、企業誘致による労働市場の拡充に取り組む方針も示された。
次に、岡山いこいの村の現況について答弁があり、指定管理者であるベネフィットホテル株式会社が新型コロナウイルスの影響で運営が困難で、現在は休館中とのこと。市としても早期の再開を求めていく方針を示した。
さらに、地球温暖化防止への取り組みも新たに強調され、太陽光発電設備の共同購入を通じて市民に優しい環境を提供する試みが進められている。現時点で瀬戸内市から登録された件数は少数であるが、今後の進展に期待がかかる。
最後に、パイプライン漏水事故に関して、市の迅速な対応が評価される反面、今後の予防保全型の管理体制構築が求められている。また、県道、市道の草刈りについても、地域住民からの要望が多く、改善策についてさらなる知恵を集める必要がある。