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職員の働き方や浸水被害対策が主要議題に

令和2年3月5日に開催された里庄町議会で、職員の働き方や浸水被害対策についての議論が交わされ、町民生活向上への期待が高まる。
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令和2年3月5日、里庄町議会第1回定例会が開催され、各議員による一般質問が行われた。本会議では、主要な議題として職員の働き方、がん対策、浸水被害対策、駐車場不足についての質疑が展開された。特に岡村議員による職員の働き方に関する質問は、多くの関心を集め、町長と総務課長の回答も求められた。

岡村議員は、職員退職が昨年度も含め多く発生し、その理由として業務量や職場環境に注目した。職員数が減少している背景には、50代のベテラン職員の退職が多く、地域住民へのサービス低下に繋がるのではないかとの懸念が示された。これに対し赤木総務課長は、職員定数の増加や新規採用計画について説明し、業務量の平準化や業務環境の改善に努める姿勢を表明した。

さらに、高田議員は、浸水被害の問題について言及し、特に里見川の流れの改善とそのためのポンプ設置の必要性を強調した。町長は、県との連携を深め、迅速な対応を求めていく意向を示したが、依然として具体的な対策が遅れている現状に対する議員の不安が露呈した。高田議員はまた、県や隣接する市との共同事業の重要性を訴えた。

駐車場不足についても議論され、役場職員の駐車料金を新たに設定する計画があることが報告された。町長は、町民が来庁しやすい環境を整えるために、役場の駐車場の改善に努めることを表明した。

さらに、がんに対する知識普及の取り組みとして、高田議員が図書館にがん関連書籍コーナーの設置を提案した。一方、教育長は図書館の運営方針を踏まえた上で、調整を行う意向を伝えた。健康福祉課長は、町ががん検診に対して行っている取り組みは継続していくと述べ、今後の協力が必要であることを強調した。

今回の議会では、町内の生活環境に深く結びつくテーマが多く、町民の生活向上に向けた対策が求められていることが確認された。ある議員が指摘したように、実施のタイミングや進行状況は急務であり、早期の実現が求められている。今後、町の対応がどのように進展するかが注視される。

議会開催日
議会名令和2年3月里庄町議会第1回定例会
議事録
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