里庄町議会が令和6年6月7日に開催した定例会において、複数の補正予算が可決された。
この日の議事では、議案第33号から第36号までの補正予算が提出された。
議長は、「議案に対して質疑はない」と確認し、すべての議案が全会一致で可決されたことを報告した。
特に一般会計補正予算(第2号)に関する質問では、自治総合センターからの助成事業が代替制度を持つかという意見があった。
予算決算委員会委員長の眞野博文氏は、「助成金は続けて出すことも可能」とし、その場で回答した。
墓地特別会計では、返還された区画があったため、補正予算に影響を与えた。
「お墓の管理ができなくなる人が増えるとの懸念がある」との発言があり、条件緩和の必要性が指摘された。
これについて、町は今後の検討を約束した。
費用の透明性を早急に確保することが指摘され、各議員から賛同する意見も上がった。
議案の可決前には賛否の討論が行われなかったことも印象的であった。
また、選挙管理委員及び補充員の選挙が実施された。議長は、指名推選による選挙を行うことを提案し、異議なしと認められた。
選挙管理委員には大上益治郎氏、岡堂孝志氏、松原紀美子氏、佐藤浩則氏が選ばれた。
補充員には阿部洋士氏、黒住恵子氏、大内紀章氏、原田敬造氏が指名された。これに対しても異議なしと認定された。
最後に、議長が「閉会」を宣言し、予定通り午前9時44分に定例会は終了した。