令和4年9月16日に開催された里庄町議会第7回定例会では、多くの重要な議案が審議された。
主要な議案としては、「平成30年7月豪雨による災害被害者に対する町税の減免に関する条例等を廃止する条例」が挙げられ、全会一致で可決された。議長の岡村咲津紀氏もこの件について開会の挨拶で触れており、特に異論は出なかった。
また、職員の育児休業に関する条例の一部改正に関しても同様に賛成の意見が多く、賛成討論がなしと確認された後、原案通り可決された。さらに、里庄町税条例や介護保険条例の一部改正についても同様のプロセスで可決に至った。
議案第43号については、令和4年度里庄町一般会計補正予算が審議され、ここでも反対意見は出なかった。しかも、予算の中には町民からの苦情を受けて整備が進められている町駐車場に関連する土地購入のための計上が含まれている。これに対しても、高田卓司氏は「町民の意見を尊重する必要がある」と強調した。
続く情報共有の場では、国民健康保険特別会計の補正予算の審議が行われ、仁科英麿氏が反対討論を行った。彼は、補助金を含む各種会計の資金管理について懸念を示し、さらなる検討を求めたが、最終的には原案通り可決された。
請願に関しても重要な議題があり、特に消費税インボイス制度の実施延期を求める請願は意義深い問題であり、賛成したい意見が多かった。しかしながら、審議の結果、不採択となった。
一方、医療・介護・福祉関係者の賃上げを求める請願は継続審査が決定した。この件については、賛否の声が分かれる中での慎重な議論が求められている。
最終的に議会では、全ての議題が終了し、次回の開催に向けて各議員が次なる意見を求められる場面が予想されるが、本日は無事閉会となった。議長も出席した全議員に感謝の意を示し、会議が円滑に進んだことを強調した。