令和6年6月定例会が里庄町役場議場で開催された。議会初日、加藤泰久町長は挨拶し、5月28日の降雨による影響に言及した。食い止めた被害について町民への備えを呼び掛けた。
本会議では、8件の議案および4件の報告が提出された。まず、会期は6月7日までの8日間と決定され、専決処分の承認を求める議案が続いた。議案第30号から第32号の3件が専決処分として承認され、特に第30号では、昨年チョンボの影響で予算の修正が必要とされ、来年度から有効になる旨が説明された。
また、加藤町長は令和6年度の一般会計補正予算について、主要事業としてコミュニティ事業や定額減税補足給付金支給を強調した。特に物価高騰対策として、約8476万円が計上され、6月分以降の給付金支給が行われる。
固定資産評価審査委員会委員の選任についても行われ、町民からの信託に応える施策が進められている。報告では、繰越計算書が提出され、全体で2億7861万2000円、国庫補助金や地方債の詳細が示された。
さらに、議会では委員に対する質問や質疑が交わされ、関係者からの発言があり、地域の経済や福祉、健全な町の発展に向けた議論が進行した。