令和3年12月7日、里庄町議会が定例会を開催し、様々な議題が取り上げられた。特に一般質問では、浸水対策について高田卓司議員が具体的な地域を挙げて支援を要望した。水害のリスクが高まる中、充填ポンプの設置などが求められ、多くの議員が浸水対策の必要性を訴えたことが注目される。
加藤泰久町長は、県への要望を重ね、具体的な行動を起こす意思を示した。さらに、町内の上下水道のビジョンに関するアンケートも実施されており、竹内伸夫上下水道課長は、長期的な視野に立った水道事業運営の重要性を強調した。住民からの意見を踏まえつつ、今後の運営方針を検討し、一般会計の補正予算案も提出された。
また、介護保険制度における負担の見直しについても話題となり、内田二三雄副町長は「収入のある人には負担を求める必要がある」と説明。高齢者の福祉について注視しながら制度の持続可能性も確保する考えを提示した。 議員からは、納得感を持った説明を欲する声もあり、今後の方針に期待がかかる。
この様な中、最後に議案第66号から第74号の予算案が審議し、今後の行政運営がどのように変化するのか、里庄町の未来に注目が集まる。