令和5年6月9日に里庄町議会第4回定例会が開催された。
今回の議会では、重要な議案の可決が相次いだ。特に、地域経済を支える施策が多く提案されており、関係者の関心が集まった。
議案第29号では、里庄町税条例の一部改正が議題となった。反対討論はなく、全員起立により原案が可決された。
続いて、議案第30号、地域経済牽引事業に関する固定資産税の課税免除条例の改正についても全員の賛成で可決された。これにより経済がさらに活性化することが期待される。
議案第31号では、介護老人保健施設設置に関する条例の改正が提案されたが、こちらも賛成討論はなかった。加藤泰久町長は、地域における介護の重要性を強調し、スムーズな運営を願った。
その後、予算決算委員会による報告が行われた。議案第32号、一般会計補正予算は教育や福祉に関連する施策が含まれており、地域のニーズに対応するものとなっている。議案第33号、墓地特別会計の補正予算も全会一致で可決された。
続く日程では、道路線の認定が行われた。仁科英麿建設福祉委員長は、現地調査の結果と施工状況について説明し、こちらも全員の賛成を得て認定された。
さらに、岡山県西部地区養護老人ホーム組合の解散に伴う財産処分や事務の承継についても、加藤町長がその理由を述べ、いずれも原案通りの可決となった。
最後に、議会広報編集委員会の委員選任が行われ、田辺博樹議員が新たに選任された。
これにより、本定例会に付議された全ての事件が終了し、里庄町議会は11時08分に閉会した。議長の小野光章氏は、出席者への感謝の意を表明した。