令和2年10月21日、里庄町議会第7回臨時会が開会された。
出席議員は10名で、加藤 泰久町長や教育長の杉本 秀樹氏など数名の職員が出席した。
議長の眞野 博文議員が議会の進行を務め、初めに加藤町長から挨拶があった。
その中で、「本日は、一般会計の補正予算(第6号)と、GIGAスクール関連の契約議決が1件ある」と述べた。
日程は、会議録署名議員の指名から始まり、第1日程に関し高田 卓司議員と平野 敏弘議員が指名された。
次に、会期の決定が行われ、一日間と定められた後、議案第70号が議題に上がった。
この議案では、里庄町一般会計補正予算(第6号)について説明が行われ、歳出には、補正金として不慮の事故による見舞金や、災害復旧工事費が含まれることが説明された。
歳出全体で、総額はいずれも当初予算を大幅に上回る数値であり、町の財政状況への影響が懸念される。加藤町長は、「早急な審議をお願いしたい」と締めくくった。
続く質疑では特に異論が挙がらず、議案第70号は原案の通り可決された。
その後、議案第71号の財産取得についての説明が小寺 大輔教育委員会事務局長から行われた。
ここでも、GIGAスクール構想を基にした教育環境の整備と情報機器の取得が求められ、入札結果も94%の落札率を記録したとの報告があった。
議案第71号も異議なく可決され、本臨時会はやがて終了を迎えた。議長は「皆様ご苦労様でした」と声をかけ、午前9時42分に閉会の宣言をした。
今後もこうした補正予算の採決や教育に寄与するための財産取得が重要課題であるとの認識が確認された。議会での審議を通じ、町民のニーズに配慮した政策実行が期待されている。