令和元年7月22日、里庄町議会第4回臨時会が開催された。
議会では、和解及び損害賠償額の決定と令和元年度一般会計補正予算に関連する、2件の議案が提出される。
まず、加藤町長が冒頭に挨拶を行い、当日の議案について説明を始めた。議案第41号は、住民基本台帳事務に関連する、戸籍附票の誤交付に関するものである。これに対し町長は、心からのお詫びを述べた。
加藤町長は、誤交付事件を受けて、確認体制の強化と職員教育の徹底を約束した。議会に提出された和解金額については、現在保険請求中であり、その結果に基づく適切な対応を約束した。
続いて、議案第42号に関する説明へと進む。これは、誤交付に伴う損害賠償金に関連する一般会計補正予算で、507万6000円が追加されることが報告された。この金額は、損害賠償の財源として必要とし、繰越金を充てる形で補正が求められている。
両議案については質疑は挙がらず、賛成の意見のみが示され、原案通り可決された。今回の一連の審議を通じて、議会の透明性と財務の健全性が確保されたことが評価されている。最後に、眞野議長から全ての審議が終了したとの報告があり、臨時会は閉会した。
臨時会の決定により、里庄町は引き続き住民に信頼される行政運営を目指す姿勢を示している。その結果、議会は納得のいく形で予算の補正を行うとした。