令和5年里庄町議会第6回定例会は、12月6日に開催され、議案に関する質疑が行われた。
出席議員は10名で、本日の議事日程に従い、さまざまな議案が提案された。
特に議案第65号では、「里庄町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正」が討議され、質疑はなく、次回の本会議で採決されることが決定された。
続いて、議案第66号は「里庄町職員の給与に関する条例及び里庄町第1号会計年度任用職員の報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部改正」について取り上げられた。
これに関しても質疑はなく、再び次回の本会議での採決となる。
議案第67号において、特別職の職員の給与に関する条例の改正が提案され、自身の意見を述べたのは5番の佐藤耕三氏である。彼は、改正の理由が「必要がある」と表現されたことに疑問を呈し、町民の生活の現状を考慮しての表現が望ましいのではないかとの見解を示した。これに対し、仁科総務課長は、「人事院勧告に基づく改定であり、民間との格差是正が必要」と強調し、理解を求めた。
また、10番の平野敏弘氏も、特別職の給与改定についての反対意見を述べ、町民と共に苦しい時期を過ごすべきとの考えを示した。
彼の発言には、町民の苦労を理解する行政の姿勢が求められるとの主旨が含まれていた。
その後、議案第68号、国民健康保険税条例の改正についても質疑がなく、本案も次回の本会議での審議が決定された。さらに、一般会計及び各特別会計の補正予算についても同様に質疑はなく、予算決算委員会への付託が採決された。
最後に、本日の会議はすべての議題が終了し、次回の会議が12月8日に再開されることが確認された。議長は議会に出席した議員及び関係者に対して、感謝の意を表明し、会議は散会した。