令和2年第8回里庄町議会臨時会が開催され、議案が可決された。
この臨時会では、地域防災に向けた重要な工事請負契約が審議された。議案第72号では、過去の豪雨災害による復旧工事が中心であり、町長の加藤泰久氏が提案。古井地区の奥迫池堤防の全面復旧工事に関するもので、入札は11月10日に実施された。落札率は89.6%であり、公的な承認を得て作業が進む予定である。
町長は、今回の契約締結を受け、工事開始を急ぐ姿勢を明言している。災害対策として、迅速な対応が求められる中での議決であり、議員たちの理解と合意があったことが伺える。質疑については、特に異論もなくスムーズな進行があった。
また、臨時会の日程は1日間とされ、効率的に会議が運営された。議長の眞野博文氏も、会議の進行を円滑に行い、出席した議員たちの協力を感謝した。今回の臨時会を通じて、地域の復興に向けた一歩が確実に進んでいることが確認できた。
会期の決定後、本議案の質疑や討論は行われなかった。反対の声も上がらず、全ての議員が賛成する形で原案が可決された。この結果、里庄町としての防災施策が次の段階へと前進することが期待される。