里庄町議会第9回定例会が令和4年12月8日、役場議場で開催された。
本会議では、さまざまな議案の審議が行われたが、特に議案第63号から第75号までの合計13件が議題に上がり、採決が実施された。各議案については、特に反対意見が出ることなく可決され、無事審議が進行した。
議案の中でも、里庄町課設置条例の一部改正や、選挙における公費負担に関する条例改正が注目を集めた。両議案は、それぞれの必要性が証明され、満場一致で可決された。特に議案第64号に関しては、町長及び議員の選挙運動にかかる費用を見直すことが求められており、今後の運用が注目される。
さらに、議案第68号から第73号にわたる補正予算案も批准され、各種公共サービスへの資金繰りが強化されることが期待されている。中でも、一般会計補正予算に関する質疑では、電気代の値上がりによる影響を受ける中学校や運動公園の照明について、利用者負担を求める意見が出た。
また、請願第2号に関して、医療や介護、保育、福祉の職場で働くすべての労働者の賃上げを求める訴えが上がったが、議会としては不採決となった。この結果については賛否が分かれ、審議の中でも意見が飛び交った。
最後に、議会委員会条例の改正が行われ、今後の効率的な運営が図られることとなった。議長の岡村咲津紀氏は、すべての件の審議が終了したことを伝え、閉会を宣言した。
このように、令和4年9回定例会では、住民生活に直結する重要な議案が多数可決され、今後の町政運営に寄与することが期待されている。町長の加藤泰久氏や各課長も、議会の活動に協力し、さらなる発展に向けて努力することが示されている。