令和4年4月25日、里庄町議会第3回臨時会が開催された。議題には、会期の決定、一般会計および水道事業会計の補正予算が上げられた。
最初に、岡村 咲津紀 議長が開会を宣言し、出席議員が10名であることを確認した。続いて、日程第2の会期の決定が行われ、その結果、会期は本日の1日間に決定した。
日程第3では、議案第25号について、村山 達也 町民課参事が提案理由を説明した。この議案は里庄町税条例の改正に関するもので、法律の改正に伴う必要な変更が含まれていると強調した。一方、質疑に関しては質問がなく、反対意見や賛成意見も出なかったため、原案通り承認された。
次に、議案第26号が議題に上がった。こちらも村山 町民課参事が説明し、国民健康保険税条例の改正について述べた。賦課限度額の引き上げが含まれており、質疑なしで全員賛成により承認された。
日程第5の議案第27号では、加藤 泰久 町長が令和4年度一般会計の補正予算について説明した。特に注目されたのは、新型コロナウイルス対応のため、町民に対して支給される応援券の配布が計画されている点である。1人5000円分の応援券を交付することで消費の喚起を図り、地域産業の支援を目的としている。ただし、佐藤 耕三 議員がコロナ対策としての有効性について異議を唱え、商品券回付の必要性に疑問を投げかけた。
また、仁科 英麿 議員は、ワクチン接種促進の重要性や検査体制の強化についても言及した。町民の健康を守る施策が求められる中、今後の対応に期待が寄せられた。討論の結果、原案に賛成する意見が多く、議案は成立した。
最後に、議案第28号水道事業会計補正予算についても原案通りの承認がなされた。町長は今後とも地域活性化に努め、町民生活を支える予算の執行を進めると述べ、全ての議案が承認されたことを以て本会議が終了した。議長は、誠意ある議論に感謝し、会議を閉じた。