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里庄町議会、ふるさと基金条例など計22議案を審議

令和6年里庄町議会第2回定例会が開催され、ふるさと基金条例や予算案など22議案が議論された。
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令和6年3月7日、里庄町議会第2回定例会が開催され、多くの議案が審議された。

特に注目されたのは、「里庄町未来を拓くふるさとまちづくり基金条例の制定」についてである。この条例に関し、議員の仁科英麿氏は公共施設の建設・改修に必要な財源確保の観点からその必要性を述べた。一方で、既に存在する多数の基金との重複に懸念を示し、名称や目的設定の明確化を求めた。仁科氏は「新たな基金を設ける場合、既存の基金との関係を整理する必要がある」と強調した。

これに対し、総務課長の仁科成彦氏は、「この基金は将来的なまちづくりの重要な拠点となる公共施設や町民福祉向上に資するものであり、特定対象を絞り過ぎるべきではない」と述べた。基金名称については「未来を拓くという形で名を付けたが,今後も見直しを検討していく」と補足した。

次に、「令和6年度里庄町一般会計予算」についての質疑が行われた。仁科英麿氏は、予算中の農業関連費用の減少について質問し、「農業振興策として、有害鳥獣対策や荒廃農地育成へのさらなる施策展開が必要である」と指摘した。仁科氏はこの点について、地元農民の意見を十分に反映させる施策を与えるべきと強調した。

また、里庄町道路新設改良費が約3700万減少している点についても言及し、「生活道路や緊急時の通行確保のために予算を増やすべきではないか」と問いかけた。これに対し、農林建設課長は、設計委託や工事用地購入の減少が影響した旨を説明し、依然として住民の安全を確保する施策を続ける意向を示した。

議会開催日
議会名令和6年3月里庄町議会第2回定例会
議事録
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