令和3年12月3日、里庄町議会にて第7回定例会が開かれた。
議長の岡村咲津紀氏が開会を宣言し、加藤泰久町長が新型コロナウイルス感染症に関する挨拶を行った。
町長は、変異株オミクロンの影響を懸念しつつも、3回目のワクチン接種体制の確立を進める意向を示した。
本定例会には、計8件の議案が提出された。
主要な議案の一つは、議案第66号、岡山県市町村総合事務組合の規約変更であった。
総務課長の赤木功氏が説明し、法改正に伴う組合の規約変更が必要であると述べた。
この件に対しては、12月7日の本会議での質疑が計画されている。
また、一般会計補正予算に関する議案第67号から第70号まで、及び後期高齢者医療特別会計に関する第69号の提案説明があり、町長が主にその内容を解説した。
特に、議案第67号の中では、76,000円の減額が見込まれる項目があり、さらなる詳細を示した。
公益性の観点から、各議案は慎重に審議されることが期待される。
さらに、議案第71号では里庄町道路線の認定についてが議題に上がり、農林建設課長の仁科成彦氏がその必要性を説明した。
この道路は団地内に新たに施工されたものであり、町の道路管理基準に合致しているとのことである。
議案第72号と第73号の人権擁護委員候補者の推薦についても議論された。
この推薦案については、地域住民からの信頼が厚い候補者が選ばれ、それぞれの任期満了に伴う再任であることが強調された。
質疑の中では、手続きの透明性や年齢要件について疑問が提示されたが、町長は必要な情報を準備し、今後の議会において回答する意向を示した。
なお、本日の議事は全て終了し、次回は12月6日午後1時から再開予定である。