令和4年第2回倉敷市議会が、2月15日午前10時に開会された。
出席議員は43名で、開催内容は多岐にわたる。市長の伊東香織氏が提案理由説明を行い、主に令和3年度の補正予算案に焦点を当てた。説明の中で、一般会計の増額分は93億8,500万円で、前年同期に対して11.5%の減少を示した。市長はこの点を強調した。
次に、議案の提案理由が説明された。伊東市長によると、令和3年度関係の議案は合計16件で、その中には10件の予算案が含まれている。特に、一般会計では、国の補正予算を活用してコロナ対策事業を前倒し計上していると述べた。
続いて、議会運営委員長からの日程報告として、今期定例会の会期は30日間で、2月15日から3月16日まで設定されたことが発表された。議員からの質疑もあり、提案された各議案への理解が深まった。
また、新型コロナウイルス感染症対策の重要性も強調され、全ての参加者に手指の消毒やマスクの着用が求められた。議長の中西公仁氏は、その徹底を議員や執行部に対して呼びかけた。
さらには議会運営委員会における辞任及び選任についても報告され、日向豊議員や三村英世議員の辞任に伴い、荒木竜二議員と伊東裕紀議員が新たに選任された。
議案に関しては、倉敷市の新型コロナウイルス感染症対策基金条例の改正など、地域のニーズに応じた新しい提案が含まれている。
本日最後の議題となった発議に関する質疑では、発議第1号から第3号まで一括で採決されることが決定した。議員からの異議はなく、全て原案通りに承認された。
本日は、今期定例会の第一日目として、全ての事項がスムーズに進んだことが評価され、翌16日午前10時からの再開が告げられ、会議が散会した。