令和6年3月13日に開催された予算決算委員会では、2023年度の予算案に関する重要な審査が行われた。
会議では、予算案および条例案など計15件についての分科会報告が求められ、各分科会の会長から詳しい審査結果が報告された。
総務分科会の守屋 弘志委員長は、予算案4件、事件案2件について審査結果を述べ、いずれも全委員が原案に賛成したと強調した。また、市民文教分科会の若林 昭雄委員長は、議案第15号の一部に反対意見が上がったとしても、全体的には異議なく承認されたと報告した。
環境水道分科会会長の松成 康昭氏も、4件の予算案が全て賛成で通過したことを述べた。一方、保健福祉分科会の薮田 尊典委員長は、予算案7件について全般的に賛成の意見が多かったが、介護保険事業特別会計予算には一部反対意見があったことを挙げた。
今回の議案の中には、日本共産党の三宅 誠志委員が反対を表明した内容も含まれていた。特に、令和6年度倉敷市一般会計予算に関しては、資源循環型廃棄物処理施設運営事業のコストや、教育関連の給食事業に対する見直しが求められた。