令和3年6月23日に開催された倉敷市の予算委員会では、重要な議案の審査が行われた。
この日の委員会には42名の委員が出席し、議案第79号「令和3年度倉敷市一般会計補正予算(第3号)」および議案第88号「倉敷市自転車等駐車場条例の改正」についての各分科会の報告が行われた。
まず、総務分科会の会長である日向 豊委員は、補正予算案に対して1名の委員が反対したものの、残る委員は賛成との意見であったと報告した。
市民文教分科会会長の大守 秀行委員は、同じく補正予算案について全委員が異議なく賛成の意見を示したと述べた。
また、環境水道分科会会長の片山 貴光委員も同様の立場を取り、全員が原案に賛成したと強調した。
保健福祉分科会会長の新垣 敦子委員も全ての委員が賛成であると報告し、文化産業分科会の北畠 克彦委員も同様に賛成意見が共有されたことを伝えた。
最後に、建設消防分科会会長の薮田 尊典委員は、補正予算案および駐車場条例の改正について全員が異議なく賛成したと説明した。
質疑・討論の段階では、日本共産党倉敷市議会議員団の田口 明子委員が補正予算案に反対する意見を述べ、特に教育関連の歳出に対する負担が懸念されると述べた。
田口委員は、東京オリンピック・パラリンピックに関する経費の必要性や、自転車駐車場の使用料が学生に与える影響についても言及した。
質疑や討論の結果、補正予算案、及び駐車場条例の改正案はそれぞれ多数の賛成によって可決された。
今回の予算委員会では、市民からの声を反映した議論が行われ、結果として新たな条例改正案が採択されることとなった。
市の更なる発展に向けて、今後の議論にも注目が集まっている。