令和3年2月16日、倉敷市議会の第3回定例会が開会した。
会場には42名の議員が出席し、議会成立を確認した。
議長である中西公仁氏は開会の挨拶後、会議録署名議員として尾崎勝也氏と大橋賢氏を指名した。
この日のプログラムに従い、まず議会運営委員長中島光浩氏が今期定例会の運営計画について説明した。
会期は、2021年2月16日から3月17日までの30日間で設定され、異議なしと認められた。
次に、諸般の報告が行われ、岡山県市議会議長会に関する詳細も提出された。
その後、伊東香織市長が令和2年度に関する様々な議案を説明した。
特に、一般会計補正予算については、国の第3次補正予算を活用し、新型コロナウイルス感染症対策に特化した経費の増額について強調した。
令和2年度の一般会計は30億900万円余りの増となり、前年度に比べ22.3%の伸びを示す。
市長は歳出についても言及し、各分野からの重要経費の計上に加え、新型コロナウイルスに関連した支出について関係者から説明が続いた。
また、議案の中には、倉敷市中央斎場施設整備に関する契約締結や、企業版ふるさと納税による新たな基金設立も含まれている。
議会では、これらの議案に対する詳細な議論が今後行われる予定で、各種公共事業や教育制度の改善に向けた取り組みが進められる見通しである。
会議は午前10時に開議し、10時21分には散会し、次回は17日午前10時からの再開が決定された。