令和6年2月16日、倉敷市の予算決算委員会が開催され、各分科会から予算案に関する審査報告が行われた。
この会議では令和5年度倉敷市一般会計補正予算（第8号）やその他の予算案が審査され、全ての分科会から原案に賛成との意見が表明された。
守屋 弘志委員（総務分科会会長）は、予算案2件の審査結果を報告した。両案件とも、全委員が原案に異議なく賛成したと述べた。若林 昭雄委員（市民文教分科会会長）と松成 康昭委員（環境水道分科会会長）も、同様に自分の担当案件について賛成の意見を強調した。
特に、建設消防分科会の長、日向 豊委員は、県営工事負担金について以前からの意見を再確認し、県に対して、他市よりも負担金を軽減するよう要望すべきであると強調した。事業の費用負担の高さが問題視され、都市計画事業や国直轄港湾事業についても同様の意見が出たことから、参加者の関心が集中した。
委員会では審査報告の後、質疑が求められたが、異議と質疑はなく、討論も行われなかった。
最終的に、議案第2号から議案第9号まで、全ての予算案が原案通り可決された。藤原 委員長は、採決結果を確認した後に本日の委員会を閉会すると宣言した。
この予算決算委員会の内容は、倉敷市の今後の予算執行に大きな影響を与えることが期待される。公的資金の使途が慎重に選定されることにより、地域の発展に寄与することが求められよう。